2025年 7月 31日
MAATEE&SONS AW25 1st DELIVERY ULTIMATE BLACK SUIT
MAATEE&SONSから2025AWシーズンのデリバリーがありました。
初回から激推し、MAATEE渾身のブラックセットアップの入荷です。


MAATEEが継続して展開しているテーラーのなかでも特に松村さんが力を入れているフル毛芯を使ったシリーズです。
意外にも初めて登場したブラック、生地は尾州で作ったウール100%の平織り物。シンプルな黒の平織り物だからこそ糸と織りに拘っています。
梳毛の60番糸を2本取りして強撚し、更にその糸を2本撚り合わせた糸を使用して平織りにしています。数字で表すと4/60です。
4本取りしているので糸に膨らみがありますが柔らかく、滑らかで非常に着心地の良い、英国FOX BROTHERSにも引けをとらない素晴らしい生地になっています。
ブラックのセットアップはビジネス使いには勿論ですが冠婚葬祭どんな場面でも使え、男性なら必ず一着は持っておきたいアイテムです。
いつか一張羅のスーツをと考えている方には心からおすすめしたいです。
テーラードは表からは見えない中の作り込みがとても重要で、何年と着用した時にその違いが現れます。
一般的にジャケットに使われている接着芯は徐々に生地と剥離してくたびれていきますが、こちらに使われている毛芯はいわゆるオーダースーツに使われる資材で着用を繰り返す事で身体に馴染み、長年着続けても型崩れをしにくいです。
しかもフル毛芯という事で前身頃(裾まで)・ラペル・上襟・肩周り・袖と非常に手間と時間が掛かった仕様になっております。
MAATEEのフル毛芯ジャケットは国内の歴史あるテーラー屋さんで仕立てられているので、既製服ながらも内容はビスポーク並みの作り込みになっています。

幅広のラペルに傾斜強めのクラシックなゴージライン。

段返りの3つボタン。だけどアメリカっぽくなはい、英国的なバランス。

胸の箱ポケットの閂止めはハンドによるグリカン止め。

袖詰めも出来るように中2つのボタンだけ切羽仕様。そしてこっちの閂もグリカン。

上襟を裏側に折り返したヒゲ仕様にカラークロス。こちらは襟のサイズ調整ができるようにと仕立てられていた、高級ビスポークスーツの証としてのディテール。

ラペル裏、フラワーホール下に茎止め。

内ポケット周りを表地で囲った台場仕立て。こんな形の台場は見たことがない変形台場。

汗止めに、裏地の袖付けは職人による手縫い。

美しい前振りの入った袖。
仕上げのプレスも全て、手アイロンによって仕上げられています。
最後に着用画像。



身長171㎝
着用サイズ 2
パンツの形は一番ベーシックなSET UP TROUSER 2



フロント1タックで、やや細身のストレート型。
ちなみにセットアップトラウザー1が2タックの永遠スラックス型です。
WOOSTED WOOL 4/60 PLAIN WEAVE フル毛芯 JACKET
COLOR:BLACK
SIZE:1 , 2 , 3
PRICE:¥143,000-
WOOSTED WOOL 4/60 PLAIN WEAVE SET UP TROUSER 2
COLOR:BLACK
SIZE:1 , 2 , 3
PRICE:¥57,300-
8月1日(金)から発売です。
各サイズ1着ずつのみの入荷となっております。
お問い合わせは電話・メール・DMにてお願いいたします。